学生時代の無謀な恋。  「せ、先生っ、俺と、俺と付き合って下さい!」   担任教師だった『野原 八重』への告白は――    「……ごめんなさい。志垣君の気持ちはとても嬉しいけど。  志垣君は、教え子だから……」    あっさりと玉砕してしまった。    「ごめんね……志垣君……」    失意の学校生活を送る事になった主人公。  そんな主人公の卒業式の日に待っていたのは――    「せ、先輩、あ、あの、その…… ず、ずずっと先輩の事が好きでした!!」    ありったけの想いを震える声に乗せた後輩  『谷川 紅葉』からの告白だった。    だが、波乱の卒業式はそれだけでは事は終わらなかった!   『谷川 紅葉』の告白を受け入れた後、  一度は振られた『野原 八重』に呼び出される。   そして――   卒業した今、学生と教師という立場は関係なくなるという  長い長い説明を聞かされた後、    「もし……もし、まだ志垣君が私の事を好きなら…… その……付き合って欲しいの」  告白されてしまった。    「う、うん……」    思いもよらなかった告白に、思わず頷いてしまう主人公。    その日から―― 主人公の二股生活が始まるのだった。 どうなる主人公!?