【しぐれ】「はっ、ふぁっ、んぅぅぅっ、気付かれるの、はふっ、心配してるくせに……
      あぁ、オチンポ、入れてくるのね」
心のうちの葛藤を見て取ったかのように、しぐれさんが俺を見て言葉を紡ぐ。
【惟人】「そ、それは……」
【しぐれ】「んんっ、ふっ、あんんっ、私の中……気持ちイイ?」
【惟人】「……はい」
     艶かしいしぐれさんの声に、素直に頷いてしまう。
【しぐれ】「ふふっ、はぁ、あぁっ、嬉しい……んっ、んぁぁっ、
      嬉しい事を言ってくれた惟人君には……んぅぅぅっ」
      旦那さんの寝息に混じって、しぐれさんの喘ぎ声が部屋に響く。
【惟人】「くぅぅっ!?」
     ギュッと膣肉が締まったかと思うと、しぐれさんがペニスを強く締め上げてきた。
【しぐれ】「ふっ、あぁ、あぁっ、もっともっと惟人君を気持ち良くしてあげるから」
【惟人】「はっ、はぁ、しぐれさん……」
     思わず腰の動きを止めてしまうと、薄暗い部屋の中でポゥッと浮かんだしぐれさ
     んの顔と寝ている旦那さんの顔を交互に見つめてしまった。