【惟人】「も、紅葉、大丈夫か?」
     先っぽだけを入れた状態で動きを止めると、紅葉に声をかける。
【紅葉】「はっ、はぁ、んぅぅっ、だ、大丈夫です……うっ、くぅぅッッ」
     苦しそうな顔のまま大丈夫と返事をする紅葉。
【惟人】「んっ、でも、苦しそうだから少しこのままで……」
【紅葉】「だ、大丈夫です……わ、私、あふっ、ふぅぅ、ゆ、惟人先輩とつながりたい
     ……です」
【惟人】「紅葉……」
【紅葉】「だ、だから、あっ、ふぅっ、ふぅぅっ、キテ下さい……アンッ、惟人先輩ッ」
     額に汗を浮かばせながら、紅葉が真っ直ぐに俺を見てくる。
【惟人】「わ、分かった。んっ、それじゃゆっくりいくから……」
     少しでも紅葉の痛みをやわらげたい。その想いのままに、
     肌を撫でながら腰を突き出していく。
【紅葉】「ひっ、ぐっ、くぁぁぁっ、はっ、はぁっ、入っ……て……きますッ、あっ、
     中がっ……中がいっぱいにっ!?」
     ゆっくりと自分の膣内を満たしていくペニスの感触を確かめるように、
     紅葉が苦しそうに声を漏らした。